JAいるま野 広報誌 2019.5 | No.277
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富士見市 諏訪加治 立りつ己き さん季節の移ろいを感じながら季節の移ろいを感じながら多品目栽培に挑戦多品目栽培に挑戦――農作業で気を付けていることは何ですか? 私は母と妻、パート従業員とともに農業を営んでいます。合わせて60アールほどの田畑と2棟のハウスで、米やホウレンソウ、キュウリ、トマトなど季節野菜を栽培。庭先での販売をはじめ、量販店などにも出荷しています。 少ない人数で多品目を栽培するには、スケジュール管理がとても重要です。特に我が家のように、米と野菜を栽培する場合はなおさらです。○○を植えたら○○を収穫して、○○を出荷する…。日々、この繰り返しです。美味しいものを作るためには、無理せずにできる範囲でこなしていこうと思っています。――就農当初から振り返ってみていかがですか?  就農して11年が経ちました。当初は失敗もありましたが、両親やJA後継者部会の先輩方に色々と教えてもらいながら、ここまで来ることができました。そのおかげで、当初よりは良いものが収穫できるようになってきたと思います。 農業は気候や病害虫などの影響もあり、〝毎年同じ〞という訳にはいきません。以前は歯科技工士として働いていましたが、現在は屋外での作業がほとんどです。雨が降ったり風が吹いたりと日々、季節の移ろいを感じながら農作業に励んでいます。 今後はより良いものを作り地元の方から愛される存在になれるよう、がんばっていこうと思います。トマトの生育を確認。苗から丁寧に育てています。「お客様からの声が何よりの励みになる」と立己さん。ポイントはスケジュール管理06「いるま野」2019.5

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