JAいるま野 広報誌 2019.4 | No.276
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JAirumano News   JA管内の川越市、狭山市、三芳町内の平地林では1月から2月にかけて、落ち葉掃き体験や森林保全を目的とした森林施業が行われ、各会場ではJA職員や多くのボランティアが参加しました。 参加者は協力しながらクヌギやコナラなどの落ち葉を熊手などで掃き集め、カゴや袋に詰め農家の堆肥場に積み上げました。 落ち葉掃きを終えた参加者は「この地域で代々引き継がれている落ち葉を堆肥にする循環型農業の大切さが学べ、とても良い経験ができた」と話しました。落ち葉掃きを行い、循環型農業への理解を深めた参加者落ち葉掃きを行い、循環型農業への理解を深めた参加者各地域で体験落ち葉掃き循環型農業に理解を深める   JA農産物直売所「あぐれっしゅげんき村」で、『レタスクラブ』(KADOKAWA発行)とコラボしたスムージーが商品化されました。 スムージーはニンジンの風味を活かしながらオレンジを加え、爽やかな味わいが楽しめる「フレッシュにんじんスムージー」(写真㊧)と、小松菜、キャベツ、チンゲンサイ、セロリ、パセリを使い、リンゴを加え甘みとコクを引き出した「グリーンスムージー」(写真㊨)の2種。注文を受けてから調理するためフレッシュな味わいを楽しむことができます。価格(税込)は1杯280円㊧と320円㊨価格(税込)は1杯280円㊧と320円㊨「おやさいスムージーbyレタスクラブ」情報誌とコラボし商品化   JAは2月26日、JA農産物直売所「あぐれっしゅげんき村」で「畑の健康相談会」を開催しました。事前に採取した土壌の診断結果をもとに、良質な春夏野菜の収穫に繋げるねらいがあり、同直売所の出荷者23戸サンプル51点の申し込みがありました。JA全農さいたまなどが個別指導し、JA土壌診断センターで分析した土壌中の肥料成分の数値を見ながら、今後の改善点などを説明しました。 第一直販課の並木茂信営農推進員は「施肥コストの削減や病気に強い土づくりをサポートし、農業所得の向上に貢献していきたい」と話しました。土壌診断結果をもとに担当職員に相談する生産者土壌診断結果をもとに担当職員に相談する生産者良質な春夏野菜の栽培を目指して畑の健康相談会   JAは極早生品種「五ごひゃくがわ百川」の県内JAとして初の産地化を目指そうと2月7日、川越市内で生産者ら22人が参加し栽培講習会を開催しました。「五百川」とは2003年に、福島県の農家がコシヒカリの突然変異種として発見。8年間の育種を経て10年より品種登録されました。品種名は当地を流れる河川から名づけられています。 講習では販売部米麦特産課の職員が、①田植えのタイミング②栽植密度③施肥量④中干しなどの水管理のポイントを説明しました。19年度は川越市や越生町の生産者が924㌃で生産予定。42㌧の収量を目標としています。職員の説明を熱心に聞き入る生産者職員の説明を熱心に聞き入る生産者県内JAとして初の産地化を目指す「五百川」栽培講習会11「いるま野」2019.4

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