JAいるま野 広報誌 2018.9 | No.269
6/20

入間市 上小谷田吉田 加悦 さん苗から育てるこだわり。苗から育てるこだわり。農業活性化に貢献したい農業活性化に貢献したい 就農して約14年が経ちました。現在、妻と息子の3人で農業を営んでいます。耕作面積はおよそ52ヘクタールと5棟のハウス。この広大な敷地でネギやタマネギ、トマト、ナス、キュウリなど多くの品目を栽培しています。また、花苗も育てており、JA東金子支店の花壇の植栽もお手伝いさせて頂いています。 農作業でこだわっているところは、苗から育て定植することです。私の場合、セルトレイ(育苗パネル)で播種させた苗を一旦ポットに移植します。その後、苗の大きさや色などをしっかりと見極め、良質な苗を厳選してから定植するようにしています。一度ダメになった苗は決して良くなりませんから、その後の農作物の生育に大きく影響します。 最近、気を付けていることは体調管理です。毎日、農作業日誌を書いて1日の仕事が終わるのですが、同時に血圧測定も忘れないようにしています。以前は土木関係の仕事をしており、体力には自信があります。しかし、何事も体が資本ですから、猛暑の夏は麦茶と血圧計は必需品ですね。また、市内の小中学校に給食用の野菜を納品している関係で、生徒からもらったお礼の手紙も元気の源となっています。 今後は、ハウス栽培にもっと力を入れていきたいと思います。天候に左右されない農業にチャレンジをしていくとともに、後継者不足に悩む入間市全体の農業の活性化にも貢献できたらと考えています。「入間はお茶だけではありませんよ」と語る吉田さんブロッコリーの収穫は冬。今から大切に育てています子供たちからの手紙が元気の源06「いるま野」2018.9

元のページ  ../index.html#6

このブックを見る