JAいるま野 広報誌 2018.9 | No.269
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旬のブルーベリーを使ったフレッシュジュースや旬のブルーベリーを使ったフレッシュジュースやチーズタルトケーキ、シフォンケーキチーズタルトケーキ、シフォンケーキリー畑カフェの店内に一歩足を踏み入れると軽やかなジャズのBGMとともに、高い天井と大きな窓から広がるブルーベリー畑が開放感を感じさせてくれます。 人気メニューは、100%フレッシュジュースやブルーベリーチーズタルトケーキ。夏の太陽を浴びた濃厚で甘酸っぱいブルーベリーの風味が口いっぱいに広がります。 「初めて来店した方はブルーベリーチーズタルトを注文される方が多いので、一年を通して提供できるように心がけています。タルトは国産小麦とバターを使い、じっくりと丁寧に焼きあげています。夏はブルーベリーを期待して来店される方が特に多いので、ブルーベリーを使ったシフォンケーキなども用意しています。自家栽培や地元産の野菜を多く使った、ブルーベリーの炊き込みご飯のランチメニューもありますよ」 そう話すのは村田幸子さん(65)。鶴ヶ島市太田ヶ谷で夫の耕一さん(69)とともに「ベリー畑カフェ」と「青い星印★果樹園」を夫婦で経営。カフェは幸子さんと次女のまいさん(37)が切り盛りし、果樹園は耕一さんが管理しています。 村田さんご夫婦とブルーベリーの出会いは昭和62年に自宅を新築した時でした。新築祝いにプレゼントされたブルーベリーがたくさんの実をつけ、家族が喜ぶ姿を見た耕一さんは、果樹園を開くことを決意。平成19年3月に36年勤めた教員生活にピリオドを打ちました。 同年4月に当時鶴ヶ島市内にあった県農業大学校へ1年間通い、果樹を専攻しました。元々耕一さんは農家でなかったため、果樹園を開くための土地探しは大学校に通いながら鶴ヶ島市やJAに相談したそうです。「担当者が親身になって相談に乗ってくれたお陰で安心して農業大学校で学ぶことが出来た。当時の担当者に感謝しています」と振り返ります。 大学校でのカリキュラムを終え、平成20年4月に就農しました。それから2年青い星印★果樹園ベリー畑カフェ鶴ヶ島市太田ヶ谷(鶴ヶ島支店管内)果樹園とカフェを3人で切り盛りする村田さん親子ベ04「いるま野」2018.9

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