JAいるま野 広報誌 2018.6 | No.266
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JAirumano News東京・大田市場で埼玉県産農産物をトップセールス 埼玉県とJAグループさいたまは4月20日、東京都中央卸売市場大田市場で県産農産物のトップセールスを行いました。上田清司知事、JA県中央会の坂本富雄副会長、JAの大木清志組合長をはじめ、主力産地のJA組合長や各JA農産物キャンペーン隊ら約60人が参加し、県産農産物の魅力を市場関係者にPRしました。 会場では、県産農産物を代表するサトイモ、コマツナ、ネギ、ホウレンソウ、キュウリ、ブロッコリー、カブなど20品目を展示。県産野菜200袋を市場関係者や買参人らに配布しました。 せり台に立った上田知事は「埼玉県は肥沃な土壌と豊かな水に恵まれ、特に野菜の生産が盛んな農業地域。サトイモ、コマツナの産出額は不動の全国第1位」とPR。さらに「品質も良く、おいしい野菜を新鮮なうちに届けられる。ぜひ、埼玉野菜を選んで全国の消費者に届けてほしい」と呼びかけました。 また、坂本副会長は「“くらしのとなりが産地です”を合言葉に新鮮で安全・安心な農産物の安定供給に努めていく。春野菜の出来もよく順調。埼玉産を選んでほしい」と訴えました。上田知事やJA組合長らが一体となり、県産農産物をPR(下段の右から4番目が大木組合長)新入職員が農業体験研修水田でサトイモの植え付け作業 JAは4月14日、新入職員農業体験研修を行い、今年度入組した48人がサトイモの植え付け作業を体験しました。 研修は川越市と富士見市の水田4ケ所、のべ47㌃で行われました。新入職員は慣れない手付きながらも、1つずつ丁寧にマルチ穴から「土垂(どたれ)」の種イモを土に埋め込んでいきました。諸口栄治副組合長も参加し、自ら実演しながら植え付けの仕方を指導しました。 研修に参加した新入職員は「初めての経験で大変だったが達成感を味わえた。11月の収穫を楽しみに、今後もJA職員として農業の大切さを学んでいきたい」と話しました。 JAでは、今年度から水田でのサトイモ試作栽培に取り組んでいます。管内は県内でも有数のサトイモの産地として知られ、平成29年度は年間約460㌧を出荷しました。今後もさらなる生産拡大を図るため、水田でのサトイモの作付けを検証し、普及拡大につなげていく予定です。植え付けの仕方を指導する諸口副組合長初めての農作業に汗を流す新入職員09「いるま野」2018.6

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