JAいるま野 広報誌 2018.4 | No.264
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食育ソムリエとは JAの農産物直売所は、地域の生産者と消費者を結ぶ「食と農の拠点」として成長してきました。生産の現場を身近に感じられる安心感や、スーパーと比べ新鮮で安価なところが消費者にとっての魅力となっています。 また、直売所の魅力を今後もより一層高めていくには、生産者の地産地消にかける工夫や努力をしっかりと消費者に伝え、野菜や果物の魅力をわかりやすく提供していくことが必要です。これらの消費者と生産者の信頼関係づくりにリーダー的な役割を担っているのが「食育ソムリエ」です。 「食育ソムリエ」は一般社団法人JC総研が独自に認証し全国のJAで取り組んでいる資格で、民間資格の「野菜ソムリエ」と同様に、野菜の基礎知識やその調理法などに関する専門知識を習得します。その認証には約半年間の養成講座と資格試験での合格が必要となりますが、農産物の生産や流通の仕組み、消費者とのコミュニケーションづくり、食育活動に関する知識と、より幅広い専門知識を求められることが特長です。 JAの直売所では現在28人のスタッフがこの資格を有し、食育ソムリエの証であるオレンジ色のタイとワッペンを身に付け活躍の場を広げています。あぐれっしゅふじみ野平成24年にパート採用。 「食育ソムリエ」の他、民間資格の 「野菜ソムリエ」も持つ。5児の母。星野 栄子さん ㊧平成24年にパート採用。 「食育ソムリエ」の資格を持つ。 趣味は料理と休日の夫婦での直売所巡り。嶋村 眞弓さん ㊨食育ソムリエがいるお店生産者と消費者の架け橋となる「食」と「農」のコーディネーター。それが「食育ソムリエ」です。02「いるま野」2018.4

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