JAいるま野広報 2017年4月号 No.252
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梶さんの野菜が購入できる「あぐれっしゅふじみ野」レタスの定植 春野菜のレタスやキャベツの定植で大忙しの梶茂樹さん。帰農して7年が経ちました。40アールの畑とハウスで約30品種の野菜を妻由紀子さんと栽培しています。 栽培した野菜は、全量をJAいるま野農産物直売所「あぐれっしゅふじみ野」と「いるマルシェ」へ出荷しています。現在はJAの東部直売組合組合長を務め、栽培講習や視察研修で直売組合員の栽培技術の向上に努めています。「直売出荷のため、多品目を作付し収穫しているので、1年中忙しい」と話す梶さん。 60才の定年を機に就農、同時期に、あぐれっしゅふじみ野が新設されたため直売組合に加入し、出荷を始めました。就農前から勤務をする傍ら、土・日などの休暇に野菜作りをしていたので、「スムーズに就農できた」と話します。 春野菜の出荷に向けて2月から苗の定植を始め、現在15品目を作付しています。玉レタス、リーフレタス、キャベツが中心で5月には収穫し、出荷できる見込みです。 露地野菜の生産は、天候によって生育状況が左右され、収量に大きな差がでます。また、病気や害虫などにも注意が必要です。現在栽培上注意していることは、「圃場が風の影響を受けやすく、強風の日は、マルチなどの資材が飛ばないよう気をつけて管理をしています」と話します。 栽培のこだわりでは、直売出荷では品目が重なることが多いので、「他の生産者が作っていないものを作っていきたい」と意欲を示す梶さん。「自分の家では採れた野菜を中心に料理をしています。ぜひ地元野菜を食べてほしい」と由紀子さんも地産地消をPRしました。 これからの目標については「楽しく野菜づくりをして、安心・安全、新鮮でおいしい野菜をお客様に提供していきたい。そして購入した人に喜んでもらいたいと思います」と笑顔で話しました。05「いるま野」2017.4

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