JAいるま野広報 2017年3月号 No.251
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SPECIALDITIONEJAいるま野 平成29年産米の取り組み●カントリーエレベーターに集荷されたお米の主な販売先 (JA精米センターで製造) 直売所 管内の地域消費者及び飲食店等 支店や地域営農センター 地域消費者や管内の外食業者及び飲食店等 地域の行政単位による学校給食への供給※PB商品としてJAいるま野の『彩のきずな』を使用したアルファ米(長期保存が可能で水を入れるだけで食べられるようになるお米)を平成29年3月より販売開始いたします。非常用やアウトドアでご活用いただけます。※近年では、カントリーエレベーターから原料玄米の販売も強化しており、大手ファミリーレストランやパックライスの原料としても販売しています。マーケット・イン(需要に応じた生産・販売)の取り組み 生産者の所得増大を目指し、中食や外食、酒米等の実需者ニーズに応じた販売先との事前契約(生産数量)を強化します。●平成29年産のマーケット・インの取り組み 主食用米 ローソン向け 品種……ゆうだい21 ※個人調整で紙袋又はフレコンで出荷できる 生産者を募集中です。 酒米 小江戸鏡山酒造向け 品種……さけ武蔵 ※個人調整で紙袋出荷できる生産者を募集中です。成分品質内容代表①代表②代表③カントリー※参 考埼玉県のデータ味度値白米9187887970.8食味値79727674―蛋白(%)5.76.15.86.16.4アミロース(%)18.819.419.019.216.6整粒率玄米89.787.790.283.469.4 JAいるま野では、埼玉県と連携しいるま野管内の生産環境に適した「彩のきずな」の生産拡大に取り組んでいます。また、平成27年産米から「彩のきずな」の認知度アップと生産意欲の向上を目的に、特Aプロジェクトによる「売れる米づくり」も行っています。 食味ランキング(特A)とは、各都道府県が生産を推奨し、特に広めたいと考えている「推奨品種」のほか、関心の高い品種が全国から集められ、日本穀物検定協会の専門評価員が試食して評価します。近年では、青森県産「晴天の霹靂」という新品種が「特A」を取得したことで話題となりました。「彩のきずな」の特Aプロジェクトの取り組み◇埼玉県へ出品した「彩のきずな」特Aプロジェクト米成分分析と JAいるま野カントリーエレベーターの「彩のきずな」の品質分析結果(28年産)※注)埼玉県の分析結果は測定機器の違いもある為、参考として掲載しています。 (埼玉県の分析結果は米麦改良2017年1月号より抜粋)味度値とは・炊飯したお米の表面にある保水膜の厚さを計測し数値化したもの。平均値は70で魚沼コシヒカリが88と言われています。食味値とは・成分のアミロースや、たんぱく質、水分、脂肪酸を計測。70点を超えると7~8割の人が美味しいと評価しています。蛋白とは・お米に含まれる蛋白質の量です。数値が低いほど美味しいお米と言われています。アミロースとは・お米に含まれるデンプンで、数値が低いほど粘りが強いと言われています。整粒率とは・お米1000粒中の形が整った粒の割合で、70%以上が1等相当と言われています。「いるま野」2017年 3月号03

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