JAいるま野 広報誌 2019.2 | No.274
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坂戸市 北大塚浅見 奛あきら さん人と人とのつながりを大切に、人と人とのつながりを大切に、地域農業の発展に貢献したい!地域農業の発展に貢献したい! 私は兼業農家として地元の市役所などに75歳まで勤務していました。2年ほど前の退職を機に専業農家としての日々を過ごしています。 現在、80㌃の田んぼでコシヒカリを栽培し、53㌃の畑では夏はナス、キュウリ、トマト、冬はホウレンソウ、ハクサイ、ダイコン、キャベツなどの季節野菜を中心に育てています。 お客様に喜んでいただけるよう、お米や野菜はできるだけ農薬を使用せず、安心・安全な農作物の栽培を心がけています。種まきから大切に育てた農作物を収穫できることは何度経験しても嬉しいですね。 収穫した野菜は、毎週坂戸市が主催する軽トラック市に出店し、直接お客様に販売しています。 自分自身が丹精込めて栽培した野菜を、笑顔で購入してくれるお客様の姿を間近に見ることができ、このうえない喜びとやりがいを感じます。来店するお客様と顔見知りになって会話も弾みます。また、他の生産者とコミュニケーションや農業に関する情報交換ができるのも楽しみの一つです。今後は栽培量を増やし、JA直売所にも出荷してみたいという思いが強くなっています。 農業は年間を通じ、夏の暑さや冬の寒さなど自然が相手で、思い通りにいかないこともあり苦労が多いですが、生産者同士のつながりや、お客様とのつながりを大切にして、地域農業の発展に貢献していきたいと思っています。次回の軽トラ市に向けホウレンソウの荷造りを行う浅見さん「『花か芯しんハクサイ』は葉が柔らかくとても美味しいですよ」と笑顔で話す浅見さん大切に育てた農産物の収穫は嬉しい06「いるま野」2019.2

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