JAいるま野 広報誌 2018.12 | No.272
9/20

JAirumano News業種の垣根を越えて若手農業者が交流会 入間市農業振興連絡会議は10月17日、入間市内で「担い手交流会」をはじめて開催し、JA入間地域管内の若手農業者や市環境経済部、JA役職員ら59人が参加しました。 同会議は若手農業者を中心に入間市、JAが一体となって議論し、夢と希望が持てる農業、農村を実現することを目的として2017年に設立しました。高齢化による担い手不足が深刻化するなど入間市の農業が大きな変革期を迎える中、10年、20年先の農業経営を見据えた施策を若手農業者自らが検討。茶や野菜、酪農など業種毎に加え、今後は垣根を越えた活動の機会を増やし、必要な要望を行政に行っていく予定です。 入間市の田中龍夫市長は「市の農業の発展のために、次世代を担う若手農業者の力を貸して欲しい」と呼び掛けました。 JA入間地域理事代表を務める澤田平司同会議会長は「JAとしても情報交換をしながら、自己改革の一環として取り組んでいきたい」と今後の意気込みを話しました。業種の垣根を越えて交流を図る生産者交流会に彩りを添えた、入間市産の農産物を使った料理   JA越生支店梅部会(宮﨑勝一郎会長)は10月30日、越生支店で「第35回梅干し品評会」を開催しました。梅加工技術の向上と会員相互の連携強化を図ることが目的。 川越農林振興センター、越生町、JAで部会員が出品した、べに梅、南高梅、十郎、白加賀といった品種65点の外観・肉質・食味などを厳正に審査し、県知事賞には島田信行さんが輝きました。受賞者の表彰式は来年の1月16日を予定しています。 JA支店には梅干し品評会を取材しようとテレビ局2社が訪れ、会場は熱気に溢れました。テレビ局も訪れ、注目を浴びた梅干し品評会テレビ局も訪れ、注目を浴びた梅干し品評会梅干し品評会埼玉県知事賞に島田信行さん   今年1月より販売した「農業体験懸賞付定期貯金・定期積金」を契約し応募当選された方々をはじめ、信用事業を利用されている方々を対象に収穫体験を行いました。ブルーベリー、トウモロコシの収穫体験に続き3回目となる今回は10月20日、狭山市堀兼の室岡英紀さんの圃場(ほじょう)でサトイモを収穫し69人が参加しました。 当日、参加者は室岡さんからサトイモに関する話を聞き、農業の大切さを学びながらサトイモ掘りを体験。収穫後はキヌカツギを試食し「新鮮なサトイモはやっぱり美味しい」と話すなど、笑顔で溢れる収穫体験となりました。収穫体験を楽しむ参加者ら収穫体験を楽しむ参加者ら貯金者らを招待サトイモ収穫体験09「いるま野」2018.12

元のページ  ../index.html#9

このブックを見る