JAいるま野 広報誌 2018.11 | No.271
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川越市 仙波市川 智一 さん自然栽培にこだわり、自然栽培にこだわり、美味しい米や野菜を作りたい!美味しい米や野菜を作りたい! 大手メーカー関連会社の研究所で二輪車の開発を担当していましたが、平成28年7月に実家の農業を継ぐために11年勤めた会社を退職し、就農しました。現在、農業が大好きな妻と2人で協力し合いながら、米と野菜づくりに励んでいます。 1.5㌶の田んぼではコシヒカリとミルキークィーンを栽培し、約20㌃の畑では、少量多品目の野菜を栽培しており、作物本来の力で育てたいと自然栽培にこだわり、無農薬・無化学肥料で作物自らの力で生長できるよう、極力手を加えません。この夏にはナスやズッキーニなどを育てました。害虫対策は大変でしたが、アブラムシなどは光を嫌う性質があると言われているので、銀色のキラキラ棒などを畑に設置し、一定の効果がありました。 今は11月から収穫に向け、キャベツやハクサイ、レタス、コマツナなど15品目を育てています。 収穫した米や野菜は妻がメール配信などでお得意先に販売しています。常連さんから「スーパーで購入する野菜より、美味しい」などといった言葉が何より励みになります。去年から緑肥を使い、一部無農薬・無化学肥料で米栽培を始めました。手間はかかりますが、お客さんから好評だったので、栽培面積を少しずつ広げていこうと思っています。  今後も作物と〝会話しながら〞、太陽と大地の恵みをふんだんに受け育てた米や野菜を一人でも多くの人に味わってもらえるよう、夫婦で安心安全な農作物を作っていきたいと思います。30℃を超えた9月中旬、収穫作業に精を出す智一さんレタスなどを自然栽培で育てる智一さんと妻の奈津子さん㊨「美味しい」との言葉が励み06「いるま野」2018.11

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